お仏壇は御先祖様や亡くなった親族を祀るためのものと普通は思われていますが、「仏壇」の本来の意味はご本尊の仏様を安置しお祀りする祭壇です。仏様は悩み迷いがちな私たちをやさしく受け止め、やすらぎを与えてくれる信仰の対象であり、心のよりどころとなるのです。
そして私たちが毎日、お仏壇に手を合わせ亡き人やご先祖様を偲び、かけがえのない生命を与えて下さったご恩を感謝して手を合わせていくことにより他者に対する思いやりや慈しみの気持ちを育み、その心を子孫へと受け継いで行くために各家庭に必ず必要なものなのです。